草花の実験室

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2020年9月7日
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草木染めーインドのお茶

紅茶などで染めるのは、結構手軽です。台所にあるものですし、賞味期限が過ぎたお茶であれば、廃物再利用になりますね。パックにはいているので後処理も簡単です。

お茶にはタンニン という物質が含まれていて、この タンニン は繊維を染まりやすくする効果があります。 タンニン は ポリフェノールと呼ばれる植物の免疫物質です 。

今回は、木綿のガーゼをインドの カルダモン が含まれているお茶で染めてみました。

木綿なので、精錬にはソーダ灰を使いました。

タンニンが含まれているので、今回はタンパク質処理なしでやってみました。

お茶のパックは少々小さめだったので、水を1リットルに対してお茶のパックを10個ぐらい使いました。鍋に布が十分浸るぐらいの水を入れて、水の量に比例するお茶のパックを入れて10分ぐらい煮だします。

布を煮出した染液に2時間以上浸し、むらなく染まるように時々箸でかき混ぜます。

媒染剤には、焼きミョウバンを使いました。染液に浸した布を取り出し、媒染液にかき混ぜながら10分ぐらい浸します。

濃い色に染めたい場合は、染液に戻してしばらく置いて、また媒染液に浸します。

水洗いして、陰干しします。

薄茶色に染まりました。

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2020年8月24日
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藍染め―豆絞りと板締め

前に染めてよく染まらなかったナプキンを染め直しました。

ちょうど正方形の模様になっていたので、染まっていない箇所に小豆を入れて輪ゴムで縛りました。こんな感じですね。

これが出来上がりです。これからアイロンがけをするところです。

板締めも試したのですが、今回は染まり方が均一にできませんでした。

三角に折ってアイスバーの棒で締めました。

ただ、ナプキンとして折りたたんだ時、均一に染まっていないのがあまりわからないので、何となくよく見えるような気もします。

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2020年8月22日
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藍染め―レシピその1

藍染めにレシピの一つです。ロスアンジェルスにある染め物教室のサイトのレシピを参考にしました。

材料

  • 50g ― 藍染めのパウダー
  • 100g ― ferrous sulfate heptahydrate 【FeSO4・7H2O】
  • 150g  ―  calcium hydrate  【Ca(OH)2】
  • 5ガロン ― 水 (約19リットル)

染液の作り方

  • 藍染のパウダーを瓶に入れ、その中にビー玉か小石を入れますか。藍染の粉が浸るくらいの少量の水を入れて、2分間強く振ります。
  • 約1ガロンの水を沸騰させます。藍染め用のバケツか容器にその熱湯を入れて、すぐにferrous sulfate heptahydrateをその中に入れよくかき混ぜます。
  • 容器にcalcium hydrateを入れよく混ぜます。
  • 藍染を瓶の中から容器に入れ、残りの水で瓶の中を洗いながら藍染のパウダーを容器に移します。この時に瓶の中のビー玉や小石が入らないようにします。
  • 容器の液体を1時間空気に触れさせないようにふたをして、2-3回軽くかき混ぜるようにして置いておきます。かき混ぜるときは、軽く一定方向に混ぜます。
  • 染液ができたら、染める布を浸す前に表面に浮いている青いあぶくをきれいに取り除きます。
  • 染液に浸す時間は約3分ぐらいです。
  • 染液に浸した後、布を取り出し、空気に触れさせて酸化させます。この時に、布の色が緑から青に変わります。
  • 濃く染めるには、染液に浸し空気に触れて酸化されることを何回も繰り返します。
  • 好みの色に染まったら、布を日陰で乾かし、最後に良く水洗いして余分な染料を取り除きます。

注意点

染める布は水にぬらしてから、染液に浸します。

ferrous sulfate heptahydrateは日本語では硫酸第一鉄七水和物で、calcium hydrateはカルシウム水和物です。しかし、化学物質などは、各地域によって法律が違います。ですから、その地域で一般的に使われている藍染用の製品を使用してください。アメリカでは、これらの製品はアマゾンで買えます。

calcium hydrate
ferrous sulfate heptahydrate

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2020年8月11日
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草木染め―茜(絹とウール)

前回は、木綿のナプキンを茜で染めてみました。木綿処理としてタンニンを使用し、ミョウバン媒染液を使いました。茜を購入したネットショップによると、染液は煮ないようにということでした。

前回の茜の染液を保存しておいたので、絹とウールを染めてみました。精錬はずっと以前にやってあります。

今回は、染液の中に酢を少量(1リットルに対して1㏄)入れてみました。今回は染液を80℃の温度まで熱して、水で湿らした絹を30分ぐらい煮ました。熱を冷ました後、余分な染液を絞り出します。その後、ミョウバン媒染液の中で10分ほど煮詰めて冷却しました。布を水できれいにすすぎ、日陰で干しました。

出来上がりです。やはり、木綿よりもずっと濃い色に染まりました。

ウールも絹と同じ要領で染めてみました。

絹、ウール、木綿を並べてみました。絹が一番よく染まっています。

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2020年8月1日
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草木染めー茜(木綿)

茜は古くは万葉集の枕詞にも使われたように、日本人にとっては馴染みの深い植物ですね。。茜に含まれるアリザリンは無色ですが、酸化すると赤色のブラジレインに変化します。茜には、主にインド茜、日本茜、西洋茜があります。

茜を購入したネットショップでは、インド茜なのか西洋茜なのか表示していませんでしたが、煮るとダメだと書いていたので、西洋茜だと思います。3種類の中で、高温で沸騰させてもいいのはインド茜だけです。

これが今回購入した茜です。すでに粉末です。

今回は木綿のナプキンを4枚染めました。まず、ソーダ灰を使って精錬して不純物を煮出します。

木綿に色素が定着しやすいようにタンニンで1時間ほど布を煮出しました。繊維100gに対して15gのタンニンを1/4カップの熱湯で溶かし、布をが十分浸るくらい水を入れた3qtの鍋に入れます。約30分かけて200℉(93℃)まで温度を上げ、濡れた布を鍋に入れて、10分ごとにかき混ぜながら1時間ほど煮ます。熱湯をさまし、布は水ですすぎます。

タンニンはsumac gallnutを使いましたが、後で説明書を読むと煮てはいけないのだとか。8時間から24時間布を浸すそうです。本だけに頼ってはいけないですね。

繊維100gに対し14gのミョウバンを1/4カップの熱湯で溶かし、繊維が十分浸るくらい水を入れた3qtの鍋に入れます。約30分かけて190℉(87℃)まで温度を上げ、布を10分ごとにかき混ぜながら1時間ほど煮ます。熱湯をさまし、布は水ですすぎます。

煮ないようにとのネットショップの注意書きだったので、今回はぬるま湯に布の30%の重さの茜の粉末を溶かし、布が十分浸るくらいのぬるま湯に混ぜて、約5時間布を浸しました。むらができないように、15分に一度の割合で布をかき混ぜました。

よく水洗いをして染料を取り除き、布を日陰で干しました。今回はガラス玉絞りです。輪ゴムとガラス玉を取り除いたとき、茜の粉が多少残っていたのが見えたので、洗濯機で簡単に水洗いをしました。

木綿を染めた時は、赤よりもサーモンピンクの出来上がりでした。

赤い色素の染料は酢を入れると赤みが増すというので、次回は酢を使ってみようと思います。

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2020年7月19日
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藍染め―硝子玉絞り

ビー玉を平たくしたような硝子の玉で絞り染めを試しました。

布の中にガラス玉を入れて、輪ゴムで絞ります。布はトルコから輸入された木綿のナプキンです。まず精錬して、不純物を取り出しました。

藍染の染液につけ、取り出して空気に触れさせて酸化させ、また染めるという工程を3回繰り返しました。

一晩そのままにして乾かし(これはどうもただしいやりかたではなかったようです)、翌日、何回も水洗いして余分な染液をそり除き、その後洗濯機でもう一度水洗いしました。

右と左の端に3つずつ絞りを入れました。アイロンがけをしたところです。

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2020年6月28日
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草木染め―銅媒染

媒染剤は、染料を布に定着させてくれます。鉄、銅、アルミニウムなどが使われますが、ここでは銅媒染を説明します。

手作りで銅媒染液を作る方法もあるようですが、ここではCopper Sulfateを使って説明します。Copper Sulfateは、このようにトルコ石色の粉末です。化学式はCuSO4です。取り扱いは気を付けるようにとのことです。

分量としては、250gの布に対して、5gのCopperSulfateを5リットルの水です。

徐々に液体を80度ぐらいに温めますが、この時、鍋はふたをして、換気をよくすることが必要です。できれば、屋外の方がよいようです。また、ゴム手袋をはめ、マスクをつけることもお勧めです。また、子供がいるそばではやらないといった注意が必要です。

毒性があるので、染色し終わった液体はシンクに流せません。私が読んだ他のブログ記事によると、何回も使い、使い切った液体なら、酸性に強い植物にかけるそうです。

銅媒染を使うと、青みが深まるようで、寒色系に近い色になるようです。春の若草などを使って緑に染めたいときにいいようです。

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2020年6月16日
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草木染めーつる草

裏庭に生えている雑草ともいえるつる草を取ってきて染色してみました。

柔らかい若葉だけを使いました。ソーダ灰を水1リットルに対して1グラム入れ、30分間若葉を煮出ししました。一番液は黄色い成分が含まれているため捨てて、 一番液 を使いました。染液は中性化するために、酢を水1リットルに対して20㏄入れました。

染色した後に保存した染液です。結構、濃い緑になっています。

前に精錬しておいたウールを使いました。染液の中で布を30分間ときどきかき混ぜながら煮ました。布を染液から取り出し染液を絞り出して、銅媒染液に30分浸しました。銅媒染液を絞り出し染液に戻して3時間ぐらい浸し、また銅媒染液に30分浸し染液に3時間ぐらい浸しました。

最後に布を水洗いして、日陰で干しました。

室内で写した写真です。もう少し、黄色が入った緑です。

染色に使ったつる草です。

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2020年5月30日
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草木染めー玉ねぎの皮

玉ねぎの皮は色素が詰まっているので比較的染めやすいです。植物性繊維でも、タンパク質処理なしで簡単に染まります。

先ず、染める布を精錬して不純物を取り出します。詳しくは精錬の記事を。

玉ねぎの皮は半年かけて集めました。

玉ねぎの皮を60分ほど中火で煮込んで染液を作ります。染液は茶色です。染液の中から玉ねぎの皮を取り出します。染液の中に精錬された布を浸し、30分間、たまにかき混ぜながら中火で煮ます。

絹を染液の中に浸しているところです。

媒染には焼きミョウバンを使用しました。詳しくはミョウバン液の記事で。

染液から取り出した布を30分間ミョウバン液に浸します。この時に黄色い色がハッキリと出てきます。

こちらの写真は絹のスカーフを染めたものです。ゴールドの入った黄色に染まりました。

絹のスカーフです。

こちらは、コットンのシャツです。かなり、黄色に染まりました。

コットンのシャツです。

玉ねぎの皮は集めるのが大変ですが、簡単に染まるので草木染の初心者には楽でした。

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2020年5月29日
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草木染めーバラの葉と枝

バラの葉と枝でも、草木染はできます。

まず、葉と枝を乾燥させます。私は、生け花に使った後のバラの枝や、庭で選定されたバラの葉や枝を箱に保存しておきます。特にどれぐらいの期間乾燥させるという決まりはないです。

バラの葉と枝は弱火で1時間ぐらい煮て、葉 と枝を鍋から取り出します。 バラの葉と枝の 分量は、染める布と同量です。

精錬の仕方は繊維の素材によって異なります。今回は、木綿のガーゼを使用しましたのでソーダ灰を精錬に使いました。

その後、たんぱく処理をして布を乾かします。

鉄媒染として、媒染剤にはFerrous Sulfateを使用しました。布100グラムに対して、0.5カップの水と小さじ0.25のFerrous Sulfateを溶かします。

布を染液の中で30分ぐらい煮て、その後、布を媒染液に浸します。これを2回ぐらい繰り返しました。

完成品です。ローズマリーの草木染よりも薄い灰色です。

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