草花の実験室

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2020年5月29日
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草木染めーバラの葉と枝

バラの葉と枝でも、草木染はできます。

まず、葉と枝を乾燥させます。私は、生け花に使った後のバラの枝や、庭で選定されたバラの葉や枝を箱に保存しておきます。特にどれぐらいの期間乾燥させるという決まりはないです。

バラの葉と枝は弱火で1時間ぐらい煮て、葉 と枝を鍋から取り出します。 バラの葉と枝の 分量は、染める布と同量です。

精錬の仕方は繊維の素材によって異なります。今回は、木綿のガーゼを使用しましたのでソーダ灰を精錬に使いました。

その後、たんぱく処理をして布を乾かします。

鉄媒染として、媒染剤にはFerrous Sulfateを使用しました。布100グラムに対して、0.5カップの水と小さじ0.25のFerrous Sulfateを溶かします。

布を染液の中で30分ぐらい煮て、その後、布を媒染液に浸します。これを2回ぐらい繰り返しました。

完成品です。ローズマリーの草木染よりも薄い灰色です。

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2020年5月10日
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草木染めーローズマリーの枝

ローズマリーは枝でも葉っぱだけでも、草木染めとして使えます。

染液を作るときは、一時間ぐらい弱火で煮詰めます。煮詰めている間、部屋の中がローズマリーの香りで充満し、とてもいいアロマセラピーになります。私は、染液をペットボトルなどに入れ、倉庫などに保管しておきます。

今回は、ローズマリーを鉄媒染で木綿と絹を染めたものを紹介します。

動物性繊維と植物性繊維は、精錬の仕方が違うので、詳しくは精錬の記事をチェックしてください。

動物性繊維の方が染まりやすいので、絹を染めるときは染液で煮て鉄媒染をするのは1回にしておきました。木綿の場合は、染液と鉄媒染を2回から3回繰り返します。

鉄分を繊維に残すとよくないので、水でよくすすいだのち洗濯機でさらに20分のサイクルで水洗いしました。

色はどちらも少し緑がかった灰色です。日光の下だと、その緑の色素が浮き立つようです。

こちらは絹を染めたものです。
こちらは、木綿を染めたものです。

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2020年5月1日
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草木染めー赤いバラ

赤いバラを使って絹と木綿を染めてみました。

バラは生け花やフラワーアレンジメントでしょっちゅう使うので、冷凍庫に花だけを貯めておきます。枝と葉は紙袋のようなものに入れ乾燥させます。枝と葉も草木染に使えます。

染液の作り方ですが、バラの花25個ぐらいに対して、酢を500㎖と水を1リットルを使いました。これらをフードプロセッサーに少しずつかけて染液を作ります。フードプロセッサーにかけたバラはナイロン製の布で絞り出しました。染液は温めずに室温のままで使います。

ミョウバンなどの媒染剤は使用しません。

最初にタンパク質処理した木綿を染めました。木綿は5時間ぐらい染液に浸しました。その間、布を時々かき回し、まんべんなく染まるようにします。染めた木綿は水洗いし、乾燥させます。

染まった色は紫がかったピンクです。

染液はガラスの瓶に入れ、冷蔵庫の中に保存しました。

その後、この染液を使って絹を染めてみました。

染液を室温にして、精錬した絹を7時間浸しました。その間、まんべんに染まるように布を時々かき回します。布は水洗いし、乾燥させます。

絹の方が柔らかいピンクに染めあがりました。絹独特の光沢があり、ピンクの染め物には絹の方がよかったかもしれません。

赤い花にはアントシアニン色素が含まれています。 アントシアニン色素 を染めるときの注意点です。

  • 熱の弱いので、煮出して染色をしないことです。
  • 一般的に酸で色を出し、媒染剤を使わず染めます。
  • 染色後、保管するときはビニール袋などに入れて空気に触れさせないほうがいいです。

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2020年4月28日
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アジサイを長持ちさせる方法

アジサイは水が好きなので、剣山にさして生け花にするとすぐにしおれてしまいます。アジサイの水あげとしては、ミョウバンと酢が効果的だといわれています。

ここでは、酢を使った実験を載せています。

花屋で買ったアジサイを生け花にして剣山にさしたのですが、翌朝チェックすると,もうしおれていました。

そこで、2日続けて酢で水あげし、ある程度瑞々しさが戻ってきたら、2日に1度の水あげに切り替えました。結果的に、このアジサイは2週間以上持ちました。

酢を使った水あげは以下の通りです。

  • ガラスコップなどの器に酢を1センチぐらいの深さに注ぎます。この時は米酢が手元にあったので、それを使用しましたが、掃除用のヴィネガーなどでも大丈夫です。
  • 茎の先端を切りそろえてきれいにします。
  • 酢の入った器にアジサイを3分から5分ぐらい浸します。
  • その後、水をたっぷり入れた深い容器にアジサイを一時間ぐらい浸します。

この写真は直ぐに酢で水揚げしたアジサイとしなかったアジサイの違いです。

直ぐに水揚げしなかったアジサイも2日間続けて酢を使用した水揚げすることで回復し始めました。

なお、深水で水揚げした時も効果的なこともありました。この時は、生け花にしてしおれたアジサイを、バケツに一杯入れた水の中に一晩漬けておきました。

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2020年4月19日
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草木染めーアルミ媒染の化学式

一般に、日本ではアルミ媒染にミョウバンか焼きミョウバンを使用するようですね。アメリカの草木染の本を読むと、Aluminum AcetateとAluminum Potassium Sulfateを使用するように書かれていますので、その違いを化学式で説明します。

まず、ミョウバンの化学式は MAl(SO4)2・12H2O か KAl(SO4)2・12H2O という風に書かれています。焼きミョウバンはKAl(SO4)2 で、 12H2O がありません。

Aluminum Acetate は日本語で酢酸アルミニウムで、化学式は Al(CH3CO2)3 です。そして、 Aluminum Potassium Sulfate カリウムミョウバンで、化学式は KAl(SO4)2・12H2O です。だから、日本で使われるミョウバンはアメリカで使われる Aluminum Potassium Sulfate ですね。

アメリカの草木染の本を読むと、動物性繊維には Aluminum Potassium Sulfate を使用し、植物性繊維には Aluminum Acetate を使用するように書かれています。

Aluminum Acetate とAluminum Potassium Sulfate がどう違うかというと、まず値段ですね。 Aluminum Acetate は純度が高いために、結構しますね。

それと、 Aluminum Acetate は粒子が非常に細かいため、マスクなどをして扱わないと喉にはいると大変のようです。

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2020年4月12日
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草木染めータンパク処理

植物性繊維(木綿、麻など)は一般に動物性繊維より染めにくいのです。そこで、下処理(タンパク処理)が必要になります。染色前に繊維にタンパク質をしみこませるわけです。方法としては、豆汁、豆乳、牛乳を使用する方法があります。

豆汁は大豆をフードプロセッサーで砕いた汁です。大豆を一晩水につけて柔らかくします。大豆15グラムに水300㏄の比率でフードプロセッサーにかけ、裏ごしします。こした 豆汁 を水で薄め、布を浸し乾かします。

豆乳や牛乳を使用する場合は、だいたい同量の水で薄めます。量としては、染める布が十分に浸るぐらいです。30分ぐらい浸しますが、その間、何度か布をかき混ぜてまんべんなく浸るようにします。その後、洗濯機で30秒脱水し、屋外に干して乾燥させます。

注意しなくてはいけないことは、物干しざおなどに干したりすると、その部分が染色した後に濃くなったりすることがあるということです。また、乾燥する時はしわができないようにすることも大切です。

この写真はたんぱく処理した木綿をローズマリーで染めて竿の上にのせて乾燥させたものです。竿の部分が濃く染まってしまいました。

こちらの写真は、たんぱく処理した木綿を洗濯ばさみで挟んで乾燥させたものです。挟んだところだけ濃くほぼ紺色に染まっています。

一般に、大豆や牛乳でたんぱく処理し染色した繊維は、気を付けないとむらになりやすいです。

日本では 濃染剤 が販売されているようですが、アメリカでは見かけないのでこの章では書きません。また、アメリカでは、たんぱく処理というのはしないようです。植物性繊維はミョウバンの代わりにAluminum Accetateを使用するようです。

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2020年4月4日
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草木染めー精錬(SCOURING)

見た目にはわかりませんが、繊維には不純物や汚れ、あるいはのりなどが付着している可能性があり、染色前にそれらを落とす必要があります。精錬(SCOURING)はそういった不純物を取り除く作業で、染色の前に必要なです。

精錬の仕方は繊維によって異なります。

動物性繊維の精錬方法

  • 動物性繊維を精錬する場合は中性洗剤を使用します。
  • 布500グラムに対して、小匙1/2の中性洗剤を使います。
  • ステンレスの鍋に中性洗剤を入れ、 布が十分浸るぐらいの水を入れます。
  • 鍋に 布を入れ、沸騰させることなく華氏180度(摂氏82度)まで徐々に30分間温度を上げます。。
  • 更に30分間かき混ぜながら、その温度を保ちます。
  • 火を止めて水を冷まし、布を冷水ですすぎ中性洗剤を落とします。
  • もし、水が褐色ならば、もう一度、上記の作業を繰り返します。
  • 布はそのまま染色できますが、プラスチックの袋に入れて後で染色することもできます。その場合は、約7日間は大丈夫です。

植物性繊維の精錬方法

  • 植物性繊維を精錬する場合は、ソーダ灰を使います。
  • 布100gに対し、1/4カップの湯に小匙1/4のソーダ灰を溶かしたものを使います。
  • ステンレスの鍋にソーダ灰を入れ 布が十分浸るぐらい水をいれます。
  • 鍋に布を入れ、沸騰させることなく華氏180度(摂氏82度)まで30分間徐々に温度を上げます。
  • 更に30分間かき混ぜながらその温度を保ちます。
  • 火を止めて水を冷まし、布を冷水ですすぎソーダ灰を落とします。
  • もし、水が褐色ならば、もう一度、上記の作業を繰り返します。
  • 布はそのまま染色できますが、プラスチックの袋に入れて後で染色することもできます。その場合は、約2-3日間は大丈夫です。
アマゾンから買ったソーダ灰です。

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2020年3月31日
から indigogal
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草木染め-繊維の種類

草木染をするうえで、先ず考慮すべきことは染める繊維です。繊維によって、染色する工程が全く違うからです。また、繊維によって、同じ染料を使用しても出来上がった色が違います。

大まかに分けると、天然繊維と化学繊維に分けられ、草木染では、化学繊維はほとんど染まりません。天然繊維は動物性繊維と植物性繊維に分けられます。一般に、動物性繊維の方が植物性繊維よりもよく染まります。動物性繊維はタンパク質でできていて染まりやすく、植物繊維はセルロースでできていて、たんぱく処理という下処理をしないと染まりにくいです。

植物性繊維と動物性繊維の種類です。

植物性繊維 

  • 木綿(コットン)
  • 麻(りねん)
  • 人絹(レーヨン)原料は木材パルプ

動物繊維

  • 絹(シルク)
  • 羊毛(ウール)

シルクやウールなどの動物繊維は、染まりやすく色落ちしにくいです。その反面、アルカリや熱に弱いので染める際に注意が必要です。

植物性繊維は、動物性繊維に比べ染まりにくく色落ちしやすいです。

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2020年3月30日
から indigogal
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はじめまして

草木染め、ガーデニング、生け花、フラワーアレンジメント(草花に関すること一般)を素人のエンジニアが始めました。

庭に咲くものは、何でも使ってみるというチャレンジャー精神で挑戦しています。

日々の新しい発見を記録していくブログです。

今までは見過ごしていましたが、裏庭になっていた実が割れて赤い種が見えています。
赤い種が一杯見える枝を選んでみました。
マグノリア、アルストロメリアと一緒にして秋の生け花です。